炎の
広告セミナー
第36回
炎の広告セミナー 第2回宣伝部クリエイティブ塾 ベーシックコース
今回も熱い塾になりました。クリエイティブを学ぶためには、やはり自分で実感しないと難しいものです。座学だけだと「あーそうなんだ」ということで終わってしまいます。ぜひまだ参加されていない方にも実感してほしいものです。鹿毛塾長には、腰が悪い中今回もがんばっていただいて、ありがとうございました。またCM総研さんにもご協力していただき、クリエーターの方にご協力いただきありがとうございました。最後に参加者の方もお疲れになったと思いますが、今後の役に立てたら幸いです。
株式会社 システムアイ 代表取締役 今江貞弘
参加者感想(一部抜粋)
普段使わない頭を使うため、毎講義を終えるたびに疲れた。それ以上に考えることが楽しくて、何も達成はしていないのだけど達成感のようなものを感じていた。おそらくこの感情が、宣伝部で仕事をする楽しさであり、仕事ができる喜びなのだと思う。消費者のハートをつかむために、普段から考えるクセをつけたい。(消費財メーカー様)
・宣伝の仕事は、商品を伝えることは当たり前。お客様に愛されるアプローチを考えること。コミュニケーションは恋愛と同じで、一方的に伝えても受け入れられない。 ・ベネフィットの奥にあるインサイトを探す思考回路(右脳)。インサイトをどう広げるかが醍醐味。 上記のことに気がつきました。(食品メーカー様)
宣伝部での経験が長くなるにつれ、自分の会社のやり方、進め方がルーティンになってしまっていたが、実はお客様のインサイトだったり、見落としてはいけない部分を意識した制作企画ができていなかったということに、改めて気付かされました。吸収することが多すぎて、まだ消化して実際の業務に落とし込むことは難しいけれど、出来ることからやっていこうと思います。これまで左脳だけで進めていたような気がするので、もっと右脳を使って、楽しく仕事をしたいと思います。中々、悩みも社内で共有できないので、横のつながりが出来たことも新鮮でした。(化粧品メーカー様)
インサイトの発見は難しいと思いましたが、逆に発見できた時はものすごい感動を呼び起こすものだと思いました。広報・宣伝という仕事は、いずれも「消費者の目線に立つことが必要」と頭でわかっているつもりになっていましたが、今回の研修に参加し、いかに"つもりになっていた"かがわかりました。また、お客様に近づけば、社内の評価・評判は落ちやすいということにも共感しました。但し、今回の研修は、それだけでなく、どうやって社内を説得させるか丁寧に教えて頂き実践的なお話で大変勉強になりました。ありがとうございました。(保険会社様)
「インサイト」「ムーブメント」この二つのキーワードが、この研修で一番心に残りました。企業側の目線で商品特長やサービス特長を訴えかけますが(社内ではそのような論議が多い)、あくまでも消費者の目線に立ち、消費者も気がついていないインサイトを発見し、その人の心を動かし、社会のムーブメントになることを目指す、そんな考え方をもって、これからは業務にあたりたいと思います。そのために、勉強しなければならないことと、考えなければならないことは多く、「メディアを研究しつくす」という言葉も心に残りましたので、メディア研究も必要かと思います。このたびは貴重はお話をありがとうございました。(流通企業様)
今回の研修で学んだ1番のことは、アクティブに考えることだと思いました。いつもは、上層部から注文が入り、体制として受身にマス広告マーケティングをしていることに気がつきました。きちんと自分達で戦略を考えたり、どうコミュニケーションしたり、どうムーブメントを起こすのかなどを考えることを今後していきたいです。これに関して印象に残っている言葉は、「社長に"こういうのを待っていたんだよ"と言われた」というものです。私もそんな言葉が聞けるように考えていきます。 それから、もう一つ学んだ大きなことは、自分は知らないうちに、"マーケター"として考えてしまっていることです。マーケターとしてしか考えられないままだと、結果として全く良いものは作れないことに気づきました。(流通企業様)
「インサイト」-「お客様も気づいていない部分を発見し、見つけてあげること」それは、既存の考え方・知識ではなく、日常の一個人の観点で探っていくということを教えて頂き感謝します。また、企業の中で実は営業関係の組織ではなく宣伝担当がお客様のインサイトと向き合っていることも今まで認識していませんでした。これらのことを実戦的、実務的に親切に教えて頂き、貴重な機会でした。インサイトは何についても、必ず発見できるという信念で取り組みたいと思います。ありがとうございます。(保険会社様)
今回感じたことは、 ・自分は思っている以上に好き勝手にやらせてもらっていること ・メディアプランナー、クリエーターとの付き合い方はある程度うまくいっているのではないかということ ・これまでの仕事のやり方に自信をもって良いのではないかということ 一方で、 ・マーケティングの知識は実戦力も乏しく、足りていないということ ・「やりきった感」「壁を超える」というところまで行きつかないのは、小手先のテクニックに走って、顧客のインサイトに向き合っていないこと もっと頑張ります...(サービス業企業様)
・コミュニケーションデザインを自分が主体的に考え、トライを続けていくこと、その際に、企業エゴではなく、消費者インサイトをよくよく理解した上で、それにより添って進めていくことの重要性を痛感しました。 ・メッセージを発信する際に、企業戦略に合致しているかのチェックも忘れずに進めていきたいと思います。 ありがとうございました。(消費財メーカー様)
・ムーブメントを起こすのは違う世界のことのように一消費者、観客として見ていたが、実は自分が起こす、起こせるものだと気付いた。 ・心にあること、考えて思いついたことを表現することの難しさ、大切さ、表現できた時に実は自己満足だったり、実はインサイトだったりする場合もあったり、、とにかく考えて表してみることの繰り返しだと思った ・ベネフィットとインサイトは違うもので物からインサイトは生まれないこと 等に気付いた。(流通企業様)
セミナー概要
まったく新しい塾構想。炎の研修ここに始まる。
第36回
炎の広告セミナー 第2回宣伝部クリエイティブ塾 ベーシックコース
内 容
第1回 「CM作りとネット展開」 9月26日(金) 18時半~21時
ここでは、宣伝担当者が陥りやすい「私はわかっている」という概念がいかに間違っているかを感じていただきます。特に最近の宣伝担当者は、なかなかCMを見る時間もありませんね・・
プログラム
(事前提出)
このCMはいいな~と思うものを3つあげてください。その理由もお聞かせください。
・自社の業界を1つ
・自社以外の業界から2つ
好きなCM、印象に残ったCM、など、基準は本人にお任せ。但し、ソフトバンク以外
(当日)
ゲスト ※CM総研の方
1時間 CM総研の方の話 事前レポートであがったCMについてコメント
1時間 鹿毛氏講義 ネットの展開についても
懇親会
②第2回 「クリエイティブジャンプ」 10月17日(金) 18時半~21時
各チームにわかれて、それぞれの課題について、コンテを考えてきていただき、それを他のチームが判断するかをディスカッション。またクリエイティブを採用するためのポイントをわかりやすく解説
プログラム
鹿毛氏の使用しなかった過去の脱臭炭の絵コンテを持ってきて頂く。30案程度。
(当日)
1時間 絵コンテを見ながら、グループディスカッション
どの絵コンテを選択し、どう修正するかを発表
1時間 鹿毛氏講義
懇親会
③第3回「オリエンテーション」 11月14日(金)18時半~21時 15日(土)9時~12時
宣伝担当者にとって最も重要なことな事はオリエンテーションだと思います。しかしなかなかこちらの意図がクリエイティブ側に伝わらないことも多々ありあます。今回は実際にオリエンテーションを行い、次の日にクリエーターにプレゼンをしていただきます。それによりオリエンテーションのどこが悪かったのかも直接クリエーターの方に伺います。
プログラム
(事前)
ケーススタディ準備
参加者の中から、内々に(自社課題)を出してもらう。
(1日目)
各課題について、グループでディスカッション、広告戦略をたてる
10分 読む
30分 ディスカッション
20分 調査 聞きにいく
30分 まとめる
(2日目)ゲスト ※クリエーターの方
午前中 ディスカッションし、オリエンシートに書く。クリエーターに伝える。
お昼間 クリエイターに絵コンテを書いて頂く
午後 15分づつグループごとに、広告戦略を発表
詳 細
日時 | 3回連続 9月26日(金) 10月17日(金) 11月14日(金)~15日(土) |
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場所 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー15F 株式会社アビタス内 JR新宿駅南口徒歩3分、サザンテラス口徒歩2分 都営新宿線・都営大江戸線・ 京王新線新宿駅 A1出口直結 アクセスMAP |
参加費 | 3回通し8万(税別) 懇親会費用含む (毎回終了後懇親会の予定) |
お支払い方法 | 参加申し込み後弊社から請求書を送付します。 振込日は貴社設定日にて |
定員 | 20名程度 |
参加資格 | 宣伝担当者(クリエイティブ担当者) |
講師 | 鹿毛康司 KAGE KOJI エステー株式会社 執行役 宣伝部長 クリエイティブディレクター |
申し込み締切日 | 定員になり次第締め切ります |
講師プロフィール
鹿毛康司
KAGE KOJI
震災直後、ミゲルの消臭力CMで好感度一位を獲得。(2011,8)企業の宣伝戦略の責任者と同時にクリエイティブディレクター役もリアルにこなす。T.M.Revolution 西川貴教、島谷ひとみ、ミゲルが歌う『チカラにかえて』などの作詞活動のほか、自ら作曲&監督した脱臭炭CMはCM好感度ベスト10入りを果たす。(2011,12上)一方、米国ドレクセル大学MBAを取得。マーケティングの理論と感性の両方をもつ稀有な存在。ネット展開にも精通し、世界的カンファレンスAd-tech ではベストスピーカー3位に選ばれる(2012Tokyo)日経トレンディにてインタビューアーとして連載中。著書『愛されるアイデアのつくりかた』(WAVE出版)