広告主の
10の疑問

5. 現在のメディア配分は正しいの?

A : これもほとんどNOでしょう。

まず、広告の効果とは、何かを明確にしていますか?それができれば、正しい媒体選択はできます。
ひとつひとつのメディアの効果測定がなんらかの形で行われていかなければ「メディアミックス」などは非常に困難なものとなります。

私どものコンサルティング経験を通して言えることは「メディアミックス」効果を実感し、そして把握されている企業はほんのひとにぎりです。ほとんどの企業はメディアミックスをやることそのものに意義を感じられています。その場合の多くは、メディア単独の判定もされていない状況です。莫大な金額がイメージだけで行われていることは正常とはいえません。メディアミックスをおこなうためにも、しっかりとした効果測定が前提となります。

また、ビジネスモデル上、単独のメディアの売上で構成されている広告会社にとっては、売上、利益の薄いメディアをミックスされないことが多いのもわかりました。広告主がしっかりとした戦略をもっていない場合は、広告会社視点の売上、利益でのメディアミックスの提案がなされる危険があります。コンサル経験から感じていることは、「メディアミックス」という言葉が、広告主でも、広告会社でも「非常にあいまいで、イメージ」で語られて、その青写真に沿って億のお金が支払われていることです。

メディアの価値は広告主が決めなければなりません。広告主が所有する自社のホームページもメディアです。それさえも考慮して、メディアの効果基準を想定し、行動して、評価しなおすことを繰り返しおこなっていくことが大切です。当社ではメディアの効果判断基準を共同で作り上げます。御社の媒体戦略を事実の上で研ぎ澄ましていくことを全力で応援します。