広告主の
10の疑問

2. 今の広告が悪いのは広告代理店が悪いの?

A : いいえ!

すべて広告主次第です。

決して単純に広告会社を変えても大きな変化はありません。
広告主の能力以上の広告はできないとお考えください。

例えば単純に「代理店競合」をおこなっていませんか。

広告がうまい会社はさまざまな広告ノウハウを持っています。その上で、競合をおこなっています。競合そのものが悪いわけではありませんが、問題は『全く自社に広告のノウハウがないために、何か良い方法はないか?』とまる投げ状態でコンペをすることです。

その中にはヒットするコンテが偶然あったとしても、きっとそのあと自分たちでつぶしてしまうでしょう。それ以前に、軸足をもっていないクライアントさんに、真に気持ちをこめた案をもってきてはくれません。そういうクラアントには代理店は、競合に勝つコンテを出しているのであって、決して売れるためのコンテではないからです。本当に商品が売れるためのコンテは、地味なこともあるかもしれません。それをわかって『はで』にしてくることもあるのが事実です。
勉強不足のクライアントには、『プレゼン栄え』が主な目的となったコンペになることが多々あります。そういう状況でも偶然、本当に偶然に、例えば大ヒットCMを展開できることがあります。しかし、その次が続きません。広告主にノウハウと意思がないからです。広告力がないからです。

代理店とは、パートナーシップが大事で、信頼関係が築けて初めて、よい広告は生まれます。

軸足のない勉強不足なクライアントほど
「大手に頼んでいるから大丈夫」
「有名な人にたのんでいる」

と、まる投げをしています。たちの悪いところは、「良い企画をなかなか彼らはもってこない」と広告力のなさを代理店の責任に全てしてしまいます。

広告主が真剣に考え、そして「思い」をもち、戦略をもち、方針をもつ。そうすると必ず広告会社に伝わります。そして、一緒に真剣に考えてくれる最高のパートナーの広告会社になっていきます。そういう努力をしても何の変化もない場合は、その時こそ、広告会社の新たな選択をする決断が必要だと思います。システムアイは、パートナーに問題があると判断したときは、そのパートナー選びを全力でお手伝いします。