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私どものポリシー 広告主の10の疑問 私どものポジション 私どもができること 宣伝担当者にお勧めの本 人材紹介


宣伝業務も、日々変化しているので、宣伝部員になったらぜひ読んでほしい本を上げてみました。いつでも勉強する姿勢が、宣伝部員にとって最も大事なことです。それでなければ、広告代理店の人に指示は出せません。(お勧め度は★の数で表しました。5個で最高です。

お勧め ★★★★★
「広告頭脳」
 
服部清著  河出書房新社
1,800円
著者は、味の素の宣伝部出身の方のようですが、本当によくできている本だと思います。宣伝部に必要な知識や宣伝部員が陥りやすい悩みなどが、なまなましく語られている。オリエンテーションの仕方やプレゼンテーションの受け方など基本的なことも、実践で培ってきたことが、具体的に記載されている本である。すぐにでも、役に立つと思われるので宣伝部員は一度は読むことをお勧めする。かなり古い本ではあるが宣伝部の人が書いた唯一の著書かもしれない。


お勧め ★★★★
「ブランド」
 
岡康道・吉田望著  宣伝会議
2,800円
最近出た本の中では、一番面白く読めた。宣伝部にいる人にとっては、「代理店のクリエーターの人は、そんな風に考えているんだ。」みたいなことがわかって為になります。両人とも電通にいた方で、もうおやめになっているので、結構暴露話的なおもしろさもあります。どうもそのせいか、電通の本屋さんには置いていなかったような気がします。タイトルどおりにブランドのことを勉強しようと思っている人にはあまり役に立たないかも知れませんが。特におかしかったのが、「競合は一種の合コンだよ」といっていたこと。その内容はぜひ本を読んでください。


お勧め ★★★★
「広告の科学」
 チャールズ・ヤン著  中公新書
680円
これまた古い本(1973年)ですが、変な広告の教科書を読むより、すごく為になります。宣伝部の人にとって、現在でも十分に通用する本です。広告は勘でなく、科学なんだということが実感させられ、今までの仕事の内容を見直すきっかけになるのではないでしょうか?


お勧め ★★★★
「広告ビジネスの構造と展開」
 小林保彦著  日本経済新聞社
4,600円
現在青山学院大学の教授である筆者の本。大学の教授の本は面白くないことが多いが、筆者の場合、実務経験がおありの方のようで、具体的に書いてあり、なおかつ、代理店にオリジナルにアンケートをとっているようで、非常に参考になります。しかし、オリエンの時に、ほとんどクライアントが代理店に何も説明されていない実態もわかり、愕然とする結果である。筆者がこだわっている広告歴史的なものは、かなり大作だが、参考になるかは不明である。筆者も現状の広告代理店制度は、長く続かないと考えているようである。ちょっとお高いがこれから宣伝部がどうあるべきかを考える上でも、必読の本である。


お勧め ★★★
「新価値創造の広告コミュニケーション」
 日本広告主協会編  ダイヤモンド社
2,800円
広告の現状の問題点の分析を、現在日本の代表的な広告学者が、分析していて、今後の展望も書かれている。読み応えもある。しかしこの本の中にもあるが、広告効果の分析を定期的に実施しているクライアントが、3割強。中、長期的広告計画の策定が行われているのが、4割強では、いったい宣伝部は、普段なにをしているのでしょうかという感じでした。


お勧め ★★
「ブランド広告」
 内田東著  光文社新書
700円
その昔お世話になった人なので、あまり辛口には書けません。ブランドと又違う観点から読んだほうが為になる本だと思います。筆者は、最高のCMプランナーだと思いますので、その人が、今の現状の広告や実際やってきた広告の分析を筆者なりにしている本だと思います。ちょっとまだ前の会社(電通)に遠慮があるのかなという感じもしますが、やはり宣伝部員から見て逆の立場の人のものの考え方がわかるいい本だと思います。(でもこんなまじめでない本のほうが面白いこと書けそうですけど)


お勧め
「アメリカの広告業界がわかればマーケティングが見えてくる」
 平久保仲人・松前景雄著  日本実業出版社
1,600円
現在日本の広告代理店システムは、アメリカの20年は遅れているといいます。この日本独特のシステムがこの本をみれば、いかに特殊かがわかります。広告業界も本当に変革の時に来ていると思わざるおえません。


お勧め
「広告会社への報酬制度」
 日本広告主協会編  日経広告研究所
7,000円
7,000円!ですよ。どんな本が来るのかと思いました。ぺらぺらな本が来たときには、目次かなと思いましたよ本当に。個人的にお金を出して買う本ではないんでしょうね。でも現在の広告代理店がどの程度の利益を構造を持っているか知らないクライアントは、買ってみるべきです。しかしもう少し各クライアントも広告業界のために、情報開示すべきでないでしょうか?「代理店にだまされている!」という被害者意識ばかりでなく。